お歳暮のお礼状はどうする?お歳暮の断り方、辞退の仕方は?例文は?

お歳暮 断り方 例文
ご主人の勤務する会社の部下(または同僚、上司)からお歳暮が届いた!

さて、お礼状を出さなければ!

しかし、どのように書いていいのか良くわからない・・・

今回はそのような事例にスポットをあててご紹介していきます。

目次

お歳暮のお礼状をどうする?

身内や友人と違って、会社の関係者から届いたお歳暮は特に気を遣いますよね。

お礼状を出すのは当然ですが、どのように書いたらいいのか悩みますよね。

ご主人が既に口頭でお礼は述べているはず。

しかし・・・! 奥様が知らん顔では社会人失格です。

こういう機会にお礼の気持ちを伝えたいものですが、

ご主人の上司か部下かによって、言い回し文章は違ってきます。

文例を交えながらご説明いたします。

まず、お歳暮とは何でしょう?

お歳暮はお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて、
これからもよろしくお願いします、と人間関係を良好に保つために贈るものです。

このことから、受け取った側はそのお礼としてのお返しは必要ないとされています。

しかし、相手が上司となると、「お礼状だけでは・・・」と気になりますよね。

その場合は、お返しをしても問題はありません

お歳暮のお礼状の例文 会社の場合は?

お歳暮 断り方 例文

まず、贈る相手が旦那さんの上司にあたる方なら、「お心遣いありがとうございます」と丁寧に感謝の気持ちを伝える文言を入れます。

書き方のポイントは、相手に「お歳暮を贈ってよかった」と思っていただける文章、とりわけ頂いた商品を褒めるのがよいようです。

最後に、贈ってくださった方の健康をお祈りし、家族への気遣いを表す文言を入れればよいでしょう。

では、ご主人の会社の部下と上司宛ての例文をご紹介します。

【例文】
(その1:妻から夫の部下宛て)

師走に入り、寒さも厳しくなってまいりました。
○○様はじめご家族の皆様にもお変わりなく、お過ごしのこととお喜び申し上げます。
いつも私どもがお世話になっておりますのに、今日はお心遣いのお品をお送り頂きましてありがとうございました。
心苦しく思います。でも、主人も子どもも「大好きなお菓子だね」などと喜んでおります。
どうぞ奥様にもくれぐれもよろしくお伝え下さいませ。
お体をお大事に、よい年をお迎えくださいますように。
お礼まで

(その2:妻から夫の上司宛て)

ポインセチアの赤が目に飛び込んでくるようになってまいりました。
お健やかにお過ごしのことと存じます。
いつも主人が大変お世話になっておりますのに、本日はまた何よりのものを頂きまして、ありがとうございました。
主人ともども恐縮いたしております。
どうぞ奥様にも、くれぐれもよろしくお伝えくださいませ。
これから寒さに向かいます。
風邪などお召しになりませんよう、お大切になさってください。
ありがとうございました。
かしこ
※かしこは女性のみ使用することができます。

お歳暮の断り方は?

お歳暮 断り方 例文

毎年、お歳暮が届くのはうれしいのですが、もう辞退したい・・・と思った場合の対処の仕方です。

お礼状に「これからは季節の御挨拶のお心遣いなどなさいませんよう、お願い申し上げます。」などの一文を添えて送ります。

注意したい点は「お断りさせて~」とか「ご辞退させていただきたいと~」といった、ややきつめの表現だと、相手を傷つけてしまうことがあるので、柔らかめの表現をするよう心掛けて下さいね。

また、本来ならば品物の感想を付けるべきですが、贈り物の「辞退」をこちらからお願いするわけですから、贈っていただいた品物への感想は控える方が無難でしょう。

それでも読み取っていただけず、相変わらずお歳暮が届く場合は、どうしたらいいのでしょうか?

「倍返し」を知っていますか?

今後お歳暮を辞退したいときに使われるのが、いただいた品の倍額のものを送る「倍返し」です。

「お気持ちはうれしいのですが、今後このような気遣いは不要でございます」という意思表示です。

逆の立場で、あなたが贈った品の倍額くらいの品物が届いた場合、喜んではいけません。

相手にはそのような意志があるのですから。

もうひとつは、送られた品を開封せずにそのまま包装し直して返送する方法。

その際に気をつけたいのは、辞退する旨の丁重な手紙を添えることです。

しかし、そうは言っても、送り返すというのは少々きつい感じがしますね。

個人的には倍返しのほうが人間関係を悪化させずに理解してもらえそうな気がします。

まとめ

いかがでしたか?

あまりにも文章にこだわって、お礼状を出す時期を逸した、または、出さなかった、ということがないようにくれぐれも注意しましょう。

気持ちのこもった文章であれば、多少無骨な文章でも相手に伝わるもの。

逆に立派な文章でも、マナー本の丸写しなど、かしこまりすぎると言葉だけの空疎なものになってしまいます。

あなたなりに一生懸命気持ちを伝える文章であれば、贈った相手も「よかった」と思うはずですよ。

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