肩こりって本当につらいですよね。
できることなら肩こりを治したいと接骨院に通い、いいと言われる体操やストレッチをしていても一時的にマシになるだけで、治ることはないと諦めている人も多いです。
でももしかしたら、その肩こりは寝ている間にひどくなっているかもしれません。
今回は就寝時の寝方と肩こりについて、考えてみたいと思います。
肩こりを改善させる寝方とは?
上記で説明しましたが、睡眠時の姿勢や枕で肩こりも変わってくるということです。
では、どんな寝方が肩こりになりにくいのでしょうか?
寝方としては、
- 仰向け
- うつ伏せ
- 横向き
などがありますが、皆さんはどの体勢で寝ていますか?
ほとんどの人は、
自分はこの体勢が寝やすい
がありますよね。
ちなみに私は仰向けです。
肩こりになりにくい寝方は、仰向けだそうです。
- 横向きは、片方の肩にすべての力がかかる
- うつぶせ寝も、肩への力が平均的にかからない
これらに対して、
仰向け寝は、肩周辺に均等に力が加わるので、圧力が分散され、肩だけに負担がかかることはないのです。
肩こりがひどい人は、一度仰向け寝に切り替えてみてください。
肩こりの原因は枕かも?
肩こりの原因はいろいろありますが、一番多い原因は長時間同じ姿勢をとっていて、筋肉がどんどん硬くなっていくことだと言われています。
代表的な姿勢は長時間のデスクワークです。
24時間の中でもデスクワークは同じ姿勢の状態が続きますが、ふと考えると就寝時も同じ状態が続いていると思いませんか?
私もこれを聞いたときは「あ!!」って思いました。
朝起きたら、首が寝違えていることがありますよね。
あれは変な方向に向いたままの状態で何時間も寝ているか、枕から変に首が落ちてそのままの状態が長時間続いたから、起こる現象ですよね。
それなら肩こりも同じではないでしょうか。
寝方が悪かったり、枕が自分に合っていなかったら、寝返りも打ちにくいので、同じ姿勢のまま何時間も寝てしまいます。
私達の体は寝返りをすることで体の負担を和らげようとするのですが、枕が合っていなかったら、寝返りもできなくなるので、肩こりの原因になります。
肩こりと枕の高さの関係とは?
肩こりによい寝方がわかったところで、次は枕の高さを調節して肩こりを改善していこうと思います。
今はいろんな種類の枕が発売されていて、高さも硬さも素材もさまざまなので迷ってしまいますよね。
かなり昔のことですが、時代劇に出てくる枕の高さが異常に高く、小さい頃にテレビで見たときにビックリしたのを覚えています。
この枕の高さが、私たちの肩こりを引き起こしているといっても過言ではありません。
一番危険なのが、自分に合っていない高さで寝ることです。
寝ている間、ずっと悪い姿勢でいるのですから、肩こりが起こって当然なのです。
では一番肩こりになりにくい高さはどれくらいなのでしょうか。
答えは、首の形が、直立したときの状態と同じになる高さです。
自然に直立したときの首のカーブが、寝ているときの首のカーブと同じという状態が一番よい形なのです。
- 枕が高いとき
首が前に出ている状態になり、首から肩にかけて血行が悪くなる - 枕が低いとき
アゴが上がり頚椎が支えられないので、筋肉が緊張状態のままなので肩こりになる
平均的な高さは女性が約3cm、男性が約4cmだと言われています。
一度自分の枕の高さを確認してみてください。
低い場合は枕の下にタオルを敷いて調節し、高い場合は自分に合った枕を購入し直すか、バスタオルで自分枕を制作してみるのもいいと思います。
最近は、枕の高さを自由に変えられる枕も売っていますから、手っ取り早くベストの枕を見つけてしまうのも手ですね。
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直立した状態と同じ枕の高さなら寝返りも打ちやすいです。
まとめ
私達は寝返りをすることで、身体のうち負担がかかっている部分を入れ替えて、血液の流れを促進しているので、必ず寝返りが打ちやすい状態の枕が必要だと言えます。
何をしても肩こりが治らないときは、一度枕を見直してみるのもいいかもしれません。