温泉・・・
身体によさそうな響きがありますよね。
ゆったり浸かると、日頃の疲れを取り除いてくれそうです。
そしてよく聞くのが「温泉は肩こりに効く」というフレーズです。
温泉にはさまざまな効能があり、それを目当てに行く人も多いです。
今回は温泉と肩こりについて考えてみたいと思います。
温泉は肩こりに効くのか?
温泉を目当てに旅行する人は多いです。
日頃の疲れやストレスを改善し、リフレッシュを求めに行く方がほとんどではないでしょうか。
昔の人は怪我を治したり、病気を治したりする目的で温泉に通っていたそうです。
ではなぜここまで温泉に人気が出たのでしょう?
最も大きな理由は効能ではないでしょうか。
温泉に入って温まることで、末梢の血管まで広がり、新陳代謝が高まるので、体内の老廃物が排出されて疲労回復につながります。
温泉に浸かることでさまざまな効能の成分(泉質)が皮膚から吸収され、持病の改善が期待されるからです。
例えば、
- 冷え性
- 肩こり
- 神経痛
- 関節痛
- うちみ
などの症状への効果が期待されますが、泉質によって効能成分が異なるので、自分に合った温泉を見つけるのがよいです。
また、日常とは違う環境に行くことで、ストレスが解消されて精神疲労にも効果的だということです。
肩こりに効果がある温泉の泉質とは?
日本で一番多いのが単純泉です。
肩こりに効くのは、アルカリ性単純泉、塩化物泉、そして単純泉も含まれています。
- 単純泉
成分は単純ではなく、含有成分が一定量に達していないので、刺激が少なく身体に優しい温泉のことです。
優しいので、肌に刺激が少なく、ゆったり入浴できるので、身体の芯から温めてくれて血行の促進につながり、肩こりの改善が期待できます。小さいお子さんから高齢者まで安心して入浴できます。
- 塩化物泉
食塩を含んでいる無色透明のお湯でよく温めるのが特徴です。
塩化物泉に入浴すると、塩分が皮膚に付いて汗の蒸発を防いでくれるので、保温効果が高くて血行もよくなるので、肩こりへの効果が期待できます。
塩分が多く含まれているので、皮膚が弱い人が長湯をすると、副作用が起こる場合があるので注意してください。 - アルカリ性単純泉
単純泉と同じで、含有成分が一定量に達していないので肌に優しく、pH値は8.5以上あるので、肌の角質を取ってくれて美肌効果も一緒に期待できます。「美肌の湯」とも呼ばれているので、肩こりを持っている女性は好んで入浴する泉質です。
肩こりに効果のあるおすすめ温泉は?
ここで、以上を踏まえながらオススメの温泉を紹介したいと思います
- 熱海温泉
全国の中でも有数の温泉が集まっている温泉地です。
主な泉質は塩化物泉で、観光名所としても有名な場所で、温泉に浸かりながら風景も楽しめるので、リフレッシュ効果も期待できる場所です。 - 下呂温泉
単純泉との違いは入ったときのヌルッとした感触で、この感触が強いほど、アルカリ性が強く肌によいと言われています。
下呂温泉は、通常のアルカリ性単純泉pH値8.5以上よりも高く、pH9.18もあるので、女性には特に人気のある温泉です。
まとめ
温泉、いいですよね。
肩こりも治ってくれそうな気持ちになりますが、実際に血行がよくなる成分が泉質に含まれているので、期待が持てますよね。
私は温泉に行くときに、必ず泉質と効能を確認して入浴します。
ほとんどの温泉の泉質が肩こりには効くようなので、リフレッシュを兼ねて行ってみるのもよいですよ。