寒い時期になると、冷え性を持っている人は、寒さがとてもつらくなります。
寒さをしのぐためにたくさんの服を着て、寒さ対策をします
そのとき・・・全体的に温めるのが正解なのでしょうか?
今回は、どの部分を温めるのが一番効果的なのか考えてみましょう。
冷え性の人はどこを温めると一番効果があるの?
冷え性の原因を簡単に説明すると、血管が収縮して血流の巡りが悪くなることです。
寒い時期になって冷え性がひどくなるのは、冷たい風に当たったときに「体温を逃がさないようにしよう」と血管が収縮するので、余計に血流が滞ってしまうからと言えるでしょう。
このように、血行不良が原因で、冷え性が起こる場合が大変多いです。
また、生物は一番初めに、生命に関わる部分を温めようとします。
つまり、心臓や内臓をまず温めようとするのです。
生命に関わる部分を温めるために、臓器がある中心部に血液を集めようとする結果、末端部の手先や足先が冷えてしまうのです。
私たちは寒いと感じると無意識に手をこすりますが、本当の冷えをしのぐには、手先や足先を温めるよりも中心部を温める方が効果があるということです。
冷え性の人は腰を温めるのが効果的なの?
それでは中心部を温めるにはどうしたらよいのでしょうか。
簡単なのは、腹巻を着用することです。
私も冷え性で、冬場はもちろんですが、夏場もクーラーをつける時期から腹巻を着用しています。
今は昔みたいな腹巻ではなくて、オシャレで機能的な腹巻がたくさん発売されています。
- 冬場の腹巻は、温かい生地のウールや裏起毛になっていて、真ん中の部分にはカイロが入れられるようになっています。
- 夏場の腹巻は、薄くて蒸れない生地を使用したものがありますので、上手に活用するとよいと思います。
冷え性対策になる食べ物は?
冷え性改善のために内臓を温めるのがよいとわかりました。
ここまでは外から温める方法をお伝えしましたが、今度は内側から温める方法を紹介したいと思います。
一番よいのが身体を内側から温める食材を積極的に食べることです。
- 温める食材
にんにく、生姜、ネギ、唐辛子、根菜類など - 血液をサラサラにして血液の流れをよくする食材
イワシ、わかめ、大豆、根菜類など
逆に身体を冷やしてしまう食べ物(トマト、キュウリ、スイカなど)は控えるようにした方がよいです。
内臓を温めると冷え性対策になるので、積極的に食べるようにしましょう。
まとめ
私も長年冷え性で、手先と足先が冷たくつらかったことがありましたが、腹巻を日常的に着用することでマシになりました。
腹巻にはカイロを入れるところがあるので、すごく冷えるときには使い捨てカイロを入れて仕事に出かけたこともあります。
腹巻を後ろにして腰の部分も温められるので腹巻は本当にオススメです。
ただし、カイロの位置を動かすことができないと、低体温ヤケドになる可能性もあるので、寝るときには使用しないようにしてください。