毎年恒例の年賀状作成。
今年は田舎の祖父が亡くなったのですが、もうずっと会っておらず付き合いもあまりなく。
一応、喪中の範囲かと思ったのですが、周りに聞いてみると、喪中の範囲だという人もいれば、同居してなければ範囲外だという人もいて、さてさてどうしましょう。
喪中の定義は?喪中の範囲とは?
そもそも喪中の範囲の定義はあるのでしょうか?
答えは
「ありません」
そうなのです、特に法律等で決められておりません。
マナー本によって解釈も色々あります。
だからこそ、皆さん悩むのです。
一般的に喪中はがきを出す近親者とは1親等と2親等と言われています。
- 1親等とは「親」と「子」
- 2親等とは「祖父母」「孫」「兄弟姉妹」
とはいえ、喪中の範囲は宗派や地域や家のしきたり等で変わってくるので、一番は近しい親戚の年配者に相談するのが良いでしょう。
この場合はどうするべきか?今までどうやってきたのか?
同じような悩みを経験してきているので最適な答えを教えてくれるかもしれません。
喪中の範囲 祖父母はどうなる?
そしてよく迷うのが「祖父母」の場合です。
2親等以内だから喪中ハガキは出すべきという意見もあれば、同居してる2親等まで喪中ハガキをだすべきという意見もあり、この場合は喪中ハガキは出さないという選択になります。
どちらも正しいのです。
その上で、まずは近しい親戚の方に聞いてみてください。
それでも迷ったり意見が違うのであれば、亡くなった方との関係やご自分の気持ちを考えてみてください。
一番重要なのは、ご自分の気持ちを優先することです。
ルールが定まっていないのであれば、後は自分次第です。
年賀状の喪中の範囲 会社関係は?
次に悩むのは、仕事関係の年賀状です。
自分が喪中だから、年賀状も控えた方がいいのかと悩まれるかと思います。
こういう場合、「仕事」と「プライベート」をわけるという手立てがあります。
「仕事」用の年賀状はいつも通りに出します。
ビジネスレターとして、喪中の事には一切触れずに、また会社で用意してくれるハガキを使ってそのまま出します。
自分が顧客だとして仕事相手から喪中ハガキが届いたとして困りませんか?
相手の手を煩わせる事は避けておいが方が良いでしょう。
ただし仕事上の付き合いだけでなく、プライベートでもお付き合いのある方には喪中ハガキを出した方がいいでしょう。
ご自分が逆の立場だったら、プライベートでの付き合いがあるのに知らせて貰えなかったら少し寂しく感じますよね。
まとめ
喪中の範囲については、意見も色々あり、またマナーがどうのこうのと言われると悩みますよね。
喪中ハガキの意味はそもそも「喪中の為、新年の挨拶を遠慮させていただきます」という詫び状ですので、こちら側の都合で年賀状を出さない事を謝っているわけです。
喪中の範囲の定義がない以上、ご自分の判断によるところが大きいです。
地域性なども考慮しつつ、ご自分がこれで良いと思った範囲で決められたらいいかと思います。
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