ご結婚おめでとうございます!
これから始まる幸せいっぱいの新婚生活、本当に楽しみですね。
しかし、それと同時に、新しい家族や親戚など、さまざまな方々とのお付き合いも始まります。
決して無理はしたくないけれど、どうせなら「ちゃんとしている」と思ってもらいたいですよね。
お中元、お歳暮は結婚した後は、するものなの?
お中元は、贈る時期に決まりがあります。
- 関東では7月初旬から15日ごろまで
- 関西では8月初旬からお盆まで
しかしながら、最近は地域性は薄れてきていますので、6月下旬には準備をはじめましょう。
少しくらい早くても、遅れるよりはいいと思います。
また、最近は少なくなりましたが、仲人さんがいる場合、結婚後3年間はお中元、お歳暮を贈るケースが多いようです。
昔は当たり前だった「会社の上司」については、会社として贈答を禁止している場合も多く、贈ることでかえって迷惑をかけてしまうことにもなりかねませんので、注意が必要です。
お歳暮も、贈る時期に決まりがあります。
- 12月初旬から20日ごろまで
昔は、煤払いという新年を迎える準備を12月13日から行っていたことから、お歳暮も12月13日から送り始めたようですが、現在は12月初旬から贈り始めても大丈夫なようです。
結婚後のマナーは?
結婚後は、お互いにそれぞれの家族と親戚が増えますね。
特に義実家には気を遣うことでしょう。
あまりにも気合いを入れて頑張る必要はないと思いますが、最低限のマナーとして、できればお中元は贈りたいものです。
若い新婚夫婦に、親御さんは高価な贈り物など求めてはいません。
お中元は、季節のご挨拶の意味合いが強いものですので、例えば水ようかんなど、ちょっとしたお菓子を贈るくらいでいいのです。
遠く離れて暮らしている場合は特に、「近況を知りたい」、「元気にしているのかしら」といつも気にかけてくれています。
季節ごとの贈答は、無理のない範囲で贈り続けましょう。
宅配便で送る場合は、届く前にはがきを送るのが重要です。
「実家にはがきはちょっと・・・」という場合は、電話でもよいと思います。
手持ちできれば、それが一番喜ばれますよね。
お中元は両家にするべきもの?
お中元は両家に贈りましょう。
例えばご主人に「我が家にはそんな習慣はないから、うちには贈る必要ないよ」と言われて、自分の親だけにお中元をしたとしましょう。
お中元を受け取ったあなたのご両親が心配します。
きっと「あちら(義実家)には贈ってないの!?」と言われますよ。
逆もあります。
義実家だけに贈ったとして、義母が必ず言うでしょう。
「ちゃんとご両親にも贈らなきゃだめよ!?」
距離的に遠い場合はなおさら、新婚の二人が幸せにやっていることを知らせるためにも、お中元で近況報告するといいですね。
- 実家なら「あの子も結婚してしっかりしたじゃないの」
- 義実家なら「ちゃんとしたいいお嫁さんだわ」
と思われることでしょう。
決して、よく思われるためのお中元ではないのですが、やはり結婚したけじめとして、ささやかでも両家に対して贈り続けることが大切だと思います。
まとめ
正月、母の日、父の日、お中元、お歳暮、さらに誕生日・・・となると、一年中贈り物のことで頭がいっぱいになってしまいますよね。
結婚するとそれが二人分になるわけですから、ますます大変です。
最初に夫婦で話し合って、どれを贈ってどれを贈らないか、など決めておくとケンカしないで済みます。
親御さんの意向が聞けるといいですが、親としては若夫婦に気を遣って「何もいらない」というのは目に見えていますね。
でも、子どもからの贈り物はうれしいものなのです。
無理のない範囲でずっと続けられるような形を決めていくことが大切です。
お中元は一度贈るとずっと贈り続けるものなので、負担にならない金額を決めて、長く続けられるようにしましょう。
初めてのお中元、両家の親御さんに喜んでもらえるといいですね!