ゆで卵の自由研究で小学生 1年生の面白い実例みせます!

ゆで卵 自由研究 小学生
小学生になって最初の夏休み。1年生でも結構な量の宿題が出ているのではないでしょうか。

なかでも特に頭を悩ませるのが自由研究ですよね。

来週からはもう学校が始まるというのに、宿題がちっとも終わっていない!

しかも本人の危機感がまるでない!どうしたらいいの~!?なんてお悩みのお母さん。

この記事では1年生でも1週間で出来るおもしろい実験をご紹介します。

お子さんが思わず夢中になってしまう楽しい実験です。

実際に提出した自由研究の画像も載せていますので最後までぜひご覧くださいね!

目次

小学生1年生の面白い自由研究の実例みせます!

ゆで卵 自由研究 小学生

いきなりですが、見てください、この画像。
小学生 面白い 自由研究
なんだかわかりますか?

この黄金色に輝く丸い物体、実は、卵なんです!

卵の殻を取り去った状態なんですよ。ご覧のように柔らかくぷにぷにしています。

これ、どうやって作るかわかりますか・・・?

卵の殻を割らずに、安全に殻を取りさるにはどうしたらいいでしょう?

焼く?
煮る?

答えは、お酢につける!です。

適当な大きさの容器に卵を入れて、卵が浸るまでお酢を注ぎ、数日間冷蔵庫に入れておくだけ。すると、お酢が卵の殻を溶かしてしまうんです。驚きですよね!

殻が溶けた卵はどんな卵かというと、まるで水風船のようにぷにぷにした卵ができます!

元の卵より少しだけ大きくなります。黄身の色が透けて黄色っぽいです。

娘が小学1年生の時、この実験を自由研究でやってみました。

実験方法はいたって簡単!ぷにぷに卵には大人も感動してしまう面白実験なんです。

さっそく解説していきますね。

自由研究 小学生が1週間でできるおもしろい方法

ぷにぷに卵を作る実験方法をご紹介します。

<やり方>
① 適当な容器に卵を入れる(コップ・計量カップなど、卵がすっぽり入るもの)

② 卵が浸るまでお酢を入れる(普通の穀物酢を使用しました)
ラップはしなくてOKですが、気になる場合はラップをかけてつまようじで数点穴をあけておく(二酸化炭素が発生するため)

③ 卵の様子を観察する。2~3日で殻が溶けてきます。

たったこれだけなので、手間もお金もかからず簡単ですよ!

ゆで卵の自由研究 小学生が実験してみた!

ゆで卵 自由研究 小学生
とっても簡単なのですが、子供なので難しかった点もあります。

難しいのは卵を観察するのにその都度コップから出すところです。

ただ箸を入れてかき回すだけでも殻は溶けます。でも、子どもはその都度卵を手に取りたがるんです。

いちいちお酢を捨ててはもったいないので、卵だけを取り出したいのですが、割らないように恐る恐る、別の容器にお酢ごと移し替えて、なんとかうまく卵だけを取り出すようにしていました。

それ以外は、とっても簡単です。

殻が溶ける前も、殻の周りに細かな泡がたくさんついたり、常に見た目に変化があるので子供が喜びますし、最後に完成したぷにぷに卵には大人も感動します!

光に透かして卵を傾けると、中の黄身が動くのも分かります。

それにしても、どうしてこのような卵が出来あがるのでしょうか?

その答えは、卵の成分の違いにあります。

お酢の成分(酢酸)には、卵の殻の成分(炭酸カルシウム)を溶かす力があります。化学反応を起こしているわけです。

しかし、卵の殻の下にある薄い膜(ゆで卵の殻をむくときに薄い皮がありますよね。それです。)は、主にタンパク質からできていて、お酢には溶けません。なので、ぷにぷに卵ができるのです。

また、この薄い膜は、水分(正式には水分子)を通す性質があります。

膜を介して、内側は卵、外側はお酢の状態だと、卵の方が水分が少ないので、お酢から水分が移動します。よって、卵が膨らんで、元の卵より大きくなります。

これをお醤油に漬けると、今度は卵から水分が出ていくので、卵は少し縮みます。卵も醤油色に染まって面白いので、よかったらこちらも試してみて下さい!

小1だった娘に、酢酸がどうとかいう説明は難しいですが、簡単な言葉に置き換えて説明すると、一応は理解していたようでした。

ただ、レポートにまとめられるだけの力はなく、レポート上では触れていません。

実際に提出したのがこちら。

ゆで卵 自由研究 小学生

たまごのからをとかしてみる!

ゆで卵 自由研究 小学生

一日目、二日目

ゆで卵 自由研究 小学生

二日目のたまごです!

ゆで卵 自由研究 小学生

三日目のたまごです!

ゆで卵 自由研究 小学生

からが全部とけました!

ゆで卵 自由研究 小学生

大きさを比較してみました

ゆで卵 自由研究 小学生

最後のまとめ

目的・方法・結果・まとめ・感想で、計7ページのレポートになり(字が大きいのもありますが)、娘的にもすごく達成感を得られたようでした。

私が久しぶりにこのレポートを出してきたら、またしたい!と言っていました。面白かった、という記憶もあるようです(^^)

もう少し学年の上がったお子さんの作品としても十分だと思いますし、原理の解説を入れて内容に厚みを持たせれば高学年の自由研究としてもうまくまとめられるのではないでしょうか。

まとめ

夏休み残り1週間で一体何をすればいいの?と焦るかも知れませんが、1週間もあればこんな面白い実験が出来ちゃいます。

ぜひ、お子さんをその気にさせてチャレンジしてください!

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