小学生中学年の男の子で夏休みの宿題を自分できっちりやるようなお子さんは少ないのではないでしょうか。
親がお尻を叩いても宿題がちっとも進まないまま、夏休みも終わりを迎えようとしている・・・。
そんなギリギリの状態でも1日で完成できる自由研究の工作をご紹介します。
夏休みの工作 男の子むけは?
私が小学生の頃、自由研究といえば昆虫採集が定番でした。
男子も女子も近所の原っぱやちょっと足を運んで昆虫がいそうな森に、網と虫かごをもって朝早くからいそいそと出かけたものです。
街には怪しげな昆虫採集注射器セットも売っていました。
昆虫に赤や青の毒々しい液体(殺虫剤と防腐剤)を注射して標本にする、という、今ではかなりシュールなものが平気で売られている時代でした。
現代は昆虫自体が減っており、なかなか本物の昆虫を捕まえることさえできなくなっています。
そして何より今は生き物の命の尊さを道徳で何度も学んで倫理観が向上し、山に行ってカブトムシを採取できたとしても、誰が毒々しい液体をカブトムシに注射できるでしょうか。
昆虫採集はいい研究になるのですが、標本にするのは忍びない…とジレンマに陥っていた時に、絶好のモノを本屋で発見しました。
昆虫のペーパークラフトです。目からうろこで早速購入しました。
自由研究の工作 男の子におすすめなのは?
息子が夢中になって完成させた【りったい昆虫館】。
きっとお近くの書店にもおいてあると思います。
もし見つからない場合はAmazonで取り寄せることもできます。
また、ご自宅にプリンターがある場合はパソコンでダウンロードできるサイトを利用する手もあります。
インターネットで「ペーパークラフト 昆虫 無料」と検索してみてください。
プリントアウトには少し厚みのあるA4サイズの用紙が最適です。
これは購入しないと家にはないわ、という場合は本屋さんで購入したほうが早いかも知れません。
本だと紙も付いてくるので、楽ちんです。
臨機応変に対応してくださいね。
昆虫のの工作の作り方は?
では早速作り方をご紹介します。
①まずダンボールや空き箱などで標本となる土台(入れ物)を作成します。
私は大きめなダンボールをクラフト紙で覆い、標本台を作成しました。
ペーパークラフト標本は出来上がると結構大きく、いろいろな昆虫を並べると圧巻なので大きめな箱がいいと思います。
ただし学校に持っていくことを考えて自分より大きなものは控えましょう。
②いよいよ作成に入ります。
このペーパークラフトは1冊の本になっています。
子供の手でも簡単にできるように、台紙から外す際にミシン目カッターがついていています。組み立てにもノリは使用しないので、ハサミもノリもいらない優れものです。
これを丁寧に切り離し、あとは点線に従って折ったりカーブを出したりして昆虫を組み立てていきます。
カブトムシや蝶などは大きく見栄えがするので、最初に作っておくとその後の創作意欲が増します。
出来上がったら1つずつ箱に並べていきます。配置はあとで考えるとして、まずは作ったら置く、作ったら置く、を繰り返します。
③ほどよく箱一杯になってきたら次は配置です。
あれこれ並べ替えをするのは結構楽しいものです。空いているスペースがありましたら、
小さ目の昆虫をまた作って追加します。色合いなどを考えてもいいですね。
④配置が終わったら昆虫を土台に貼っていきます。はがれないようにノリでしっかり貼るのをおすすめします。
⑤完全に出来上がったら雨、ほこりよけに透明の厚手のビニールでラッピングです。
洋服を買ったときの固めのビニールを広げて活用もできます。
透明のラッピング紙は100円ショップに売っています。
これで完成です。
まとめ
結構遠目に見ると大きく、それらしく見えてきます。
息子は学校で結構人目を引いて高評価だったと言っていました。
今でも部屋の片隅に飾ってあります。
まだ間に合いますからぜひトライしてみてくださいね!