運動会やアウトドアBBQなど、外でビールを飲みたいシーンも増えてきますね。
また、花見でビールを飲むようになります。
けれど、行楽には車移動がつきものです。また、春だって、車移動が必須です。
そんなときは、ドライバーも気にせず飲めるノンアルコールビールがいいですね。
ビールは飲めない筆者と、キリン「秋味」をこよなく愛する旦那の対照的な2人で銘柄比較をしてみました。
ノンアルコールビールの美味しい飲み方を探ってみました。
ノンアルコールビールを飲み比べしたら?
今回は、まず以下の3種のノンアルコールビールを飲んでみました。
・アサヒ「ドライゼロ」
・キリン「キリンフリー」
どれも同じくらいの価格帯の商品ですが、味は全く異なります。
ノンアルコールビールはまずい!?
まず、飲めない私の感想です。
・「オールフリー」=甘くてまずい。
・「ドライゼロ」=苦くてまずい。
・「キリンフリー」=いきなりまずい。
オールフリーはあまり苦くないのでもうちょっと飲めそうなかんじですが、キリンフリーだけは香りがきつくて口を付けることができませんでした。
ちなみに、飲める旦那の感想は以下です。
・「オールフリー」=水だな。どんどん飲める。おいしい。
・「ドライゼロ」=味が濃い。食事にあいそう。おいしい。
・「キリンフリー」=なんだか泡がダマになっている。においが変。風呂上りなら可。
銘柄を伏せて試飲してもらったのですが、飲んだ経験があってもオールフリーとドライゼロは逆だと思ったそうです。
アサヒのビールはがぶがぶ飲める印象があったからだそうです。
ノンアルだと清涼飲料メーカーのサントリーのほうが、さっぱり味なのですね。
筆者もオールフリーは甘いので女性向きだと感じました。
ノンアルコールビールでビールに近いのは?
サッポロの「サッポロプラス」(特保です)も追加で飲んでみましたが、一番ビールに近いしっかりした苦みの味が再現されているのは「ドライゼロ」だと思います。
そして二番手は、すっきりあっさりの「オールフリー」です。
他の銘柄については、「キリンフリー」はトマトっぽい酸味、「サッポロプラス」はラムネっぽい酸味で、飲んだ後の爽やかさをプラスしているのですが、香りが印象深いぶんビールというよりはビールを使ったカクテルに近いかなと思いました。
泡立ちについては、どのノンアルも本物のビールには遠く及ばずでした。
色からして違うのですが、泡が消えるのが早いような気がします。
どうしても物足りないなら超音波グッズに頼るしかなさそうです。
キリンフリーで特に気になった泡立ちのダマ感ですが、値段の高い上位商品のキリン「パーフェクトフリー」では綺麗な泡がたっていました。
ちなみにパーフェクトフリーはキリンフリーよりも端正な香りと味で、レッドアイ好きなら美味しく飲めると思います。
ノンアルコールビールの美味しい飲み方は?
試飲してキリンフリーが2人ともいまいちに感じた理由を分析したところ、原因は飲み方にもあったようです。
普段、ビールは冷蔵庫から出してプシュっとあけて缶のまま頂くというワイルドな飲み方なのですが、今回は銘柄をわからなくするため、違った飲み方をしたのです。
アウトドア利用を想定した、大きめのビール用プラスチックカップで飲んでいました。
大きめのプラスチックカップは鼻がカップに入るので、まずビールの匂いをかいでからビールを飲むことになります。
すると、香りが強調されすぎてクラクラしてきちゃうのですね。
ワインですと、デキャンタしてゆっくり待ってから飲む方が美味しかったりしますが、ノンアルコールビールではご法度のようです。
CMのイメージ映像のようにコップにうつして飲むよりも、缶のまま開けたてをぐいっと飲んだ方がノンアルコールビール本来の喉で飲む美味しさが味わえるように思います。
また、ノンアルコールビールの中でも100円以下のPB商品「バーリアル」(トップバリュー)なんかですと、炭酸のシュワシュワを楽しむように作られているので、しっかり冷やして飲むのがおすすめですね。
まとめ
ビールが飲めない筆者にはちょっとつらい企画でしたが、キリンフリーがトマト風味で、サッポロプラスがラムネ風味だったと知ることができただけでも大発見でした。
その後、主人は買うノンアルの銘柄をメインはドライゼロ、サブはまさかのバーリアルに切り替えたのですが、オールフリーなら水でいいやということなのでしょうか。極端すぎますね。
皆様もぜひ飲み比べてみて、お好きな一品を探してみてくださいね。