春から幼稚園や保育園に通い始めるお子さんがいるママは、徐々に準備に追われてくるシーズンですね。
入園後はお給食やお弁当を子供一人で食べることになるので、やっぱりお箸の練習もしなきゃだめかしら?
と思う方も多いのではないでしょうか。
3歳くらいですと、まだまだ手の器用さや興味の向く先が違う時期ですから、わが子の「やってみたい!」にあわせて進めてあげたいですね。
今回はまず1つ目のハードル「トレーニング箸」の使い方について、学校の先生(私の夫)目線でご紹介します。
トレーニング箸の使い方は?
「お箸」をまず練習するその前に確認してほしいのが、「運筆ができるか(鉛筆を動かして書く力があるか)」です。
使うのは、持つところが三角になった幼児用のクレヨンやえんぴつでOKです。
それをきちんと握るのではなく、持って、○やぐるぐるや、ジグザクを書けるかどうか試してみてください。
箸を上手に扱うためには、手首を回して操作する経験と、親指と人差し指を使ってコントロールする経験がとっても大事なのです。
あまりあせって早くお箸を持たせても間違った持ち方になりがちなので、ステップとしては以下のような感じでいいと思いますよ。
②スプーンやフォークを「お箸持ち」できる(えんぴつを持つように指先を使って持てる)。
③三角鉛筆で手首を使って、ぐるぐるやジグザクが書ける。
④トレーニング箸を使って、食べやすいお好み焼きや麺類などが食べられる。
※②と③は出来る順番が逆の子も多いかもしれません。
エジソンのお箸の持ち方のポイントは?
今一番メジャーなトレーニング用のお箸が「エジソンのお箸」だと思います。
指を通す輪っかがついているので、ママが口酸っぱくして教えなくても、自然に「なんとなくちゃんと持てて食べられてしまう」のがこのお箸のすごいところです。
キャラクターの可愛いものもたくさん出ていて、大好きになる子もたくさんいるようです。
- エジソンのお箸 DISNEY(ディズニー)
エジソンのお箸を使う時は、気を付けてほしいことがひとつだけあります。
それは「中指」で握るクセをつけないようにすることです。
エジソンの箸を手の小さい子が使うと、どうしても人差し指よりも中指でコントロールしがちなので、それが鉛筆の握り持ちにつながってしまうことがあるのです。
孫3人を育てている義母曰く「エジソン使ってても、綺麗に箸も鉛筆も持つよ」とのことなので、鉛筆を使い始めにきちんと見ていれば問題ないのでしょうが、目が届かないと長く癖になってしまうことがあるようです。
トレーニング箸ならコンビもおすすめ?
エジソンのお箸のように絵が描いてあるデザインが好きでないママには、コンビ社の出しているシンプルなトレーニング箸もおすすめです。
- コンビ ベビーレーベル はじめてサポートおはしLU
http://item.rakuten.co.jp/orange-baby/4972990107471/?l2-id=pdt_shoplist_title#10013290
これは、水鉄砲型とでも言うのでしょうか、箸の手首に来る方の側にグリップがついていて下三本の指で握って安定させるようになっています。
エジソンのように輪っかがないので、変な握り箸にならないようにしっかり段階を踏んでから使う必要があります。
その一方最初から人差し指をメインに使うので、上記のステップ③がだいたい出来る(3歳すぎが目安)なら、こちらのほうがスムーズに使えると思いますよ。
まとめ
トレーニング箸の使い方をご紹介してきました。
お箸を使うことは鉛筆を使うことと、かなりリンクしています。
えんぴつを使うドリルや迷路の本もとりいれながら、遊びながら楽しくお箸の練習をするのがおススメです。
そうそう、トレーニング箸を買ったら、包装をすぐ捨てないでくださいね。
実は使い方が詳しく書いてあったりしますよ。