夏休みやシルバーウィークは、家族や友人とお出かけができる機会が増えて楽しいですね。
久々にハイキングや登山の計画を立てている人も多いのではないでしょうか。
準備するのも楽しくなっちゃいますね。
けれど、春もしくは去年の夏以来、しまいっぱなしのリュックを出してみて「なんだか汚い」「なんだか…臭う」とちょっと困っている人もいるのではないでしょうか。
ドロドロ&臭うリュックをクリーニングに持っていくのは勇気がいりますね。
今回はそんなリュックの、家庭での洗い方についてご紹介していきます。
リュックの洗い方は?
リュックは、そもそも洗えないと思っている人も多いかもしれません。
リュックはお洋服のように毎回洗濯機に入れるともちろん傷んでしまいますが、手洗いで年数回洗う程度なら丸洗いしても問題ありません。
むしろ、泥や汗はリュックを痛めてしまうので、モンベルの公式ページなど大手メーカーのHPでも、汚れがひどい場合は洗ってメンテナンスすることをおすすめしています。
汚れがひどくない場合は、ぬるま湯を浸した布を絞ったもので拭いて陰干しくらいで大丈夫です。
けれど、背中に汗がじっとりついてしまった場合や、泥や雨で汚れてしまった場合は迷わず洗ってしまうほうがいいと思います。
もちろん汚れたらすぐ洗う方がいいのですが、久々に取りだして気になったら、ジップ部分の点検も兼ねて私なら洗ってしまいます。
登山リュックの場合等、家族で登山予定であれば、家族で洗えば「これから山いくぞー」という気持ちが盛り上がっていいですよ。
リュックの洗濯のポイントは
リュックを洗う時は、洗濯機はおすすめしません。
手洗いするときは、靴を洗う用のタライでは小さいですから、思い切ってお風呂の浴槽で洗うのが楽ちんです。
ぬるま湯(温度はリュックの洗濯表示にあわせてください)を10cm位はって、リュックを投入してザブザブ水洗いします。
お子さんと一緒なら足で踏んだっていいです。
泥汚れが取れたら一度お湯を抜いて、気になるところを中性洗剤(エマール・アクロン・ウタマロあたりがおすすめ)のついたスポンジで洗って、しっかりすすいでください。
中性洗剤の液を浴槽に入れて浸してもいいのですが、パーツが多いリュックはすすぎが大変なので、よほどひどくない場合は部分洗いがいいと思います。
干すときは、直射日光にあてず中に風を通してしっかり陰干ししてくださいね。
リュックが臭いときは?
リュックが洗っても臭いときは、二つの理由が考えられます。
雑菌が発生してしまったか、防水加工が劣化して臭うかです。
汗などによる雑菌が原因の場合は、水洗いを繰り返すよりもしっかり殺菌することが大切です。
以下のような酸素系漂白剤(界面活性剤をつかっていない粉末がおススメ)を使って、漂白すると臭いがとれます。
漂白剤の表記をしっかり読んで使ってくださいね。
年季の入ったリュックが匂う場合は、防水加工のポリウレタン(PUコーティング)が経年劣化してしまって、臭いのかもしれません。
ザックの中に、何かぽろぽろしたものやベタベタしたものがついていたら、おそらくそうです。
本当は買い替えるのが一番ですが、応急処置として重曹で洗うと臭いは多少とれますので、試してみてもいいと思います。
まとめ
リュックの洗い方についてまとめてみました。
洗濯機で洗う強者もいるようですが、ゴウンゴウン回してもリュックの内側(意外と汚い)をしっかり洗えてないので、結局は、浴槽手洗いが一番です。
もともと水濡れが想定されているギア(装備)なので、あまり神経質にならずにお洗濯してみてくださいね。