一度働いたことのある方は、子供が少し大きくなって子育てが落ち着いてくると、また働きたいな…と考えてしまいますよね。
まだ働く時間が充分にとれないときは、すきま時間を使って将来のために資格をとるのもおすすめです。
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格はどうかなと検討している人のために、更新の情報や資格の種類、主婦に役立つかどうかをまとめてご紹介します。
FP資格の種類は?
FPの資格には、AFPやCFPの他に「ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)」というものがあります。AFPはこのFP技能検定2級を受けてから、認定試験や講習を経て取得します。
以下のような順番でレベルアップしていきます。
- FP技能検定3級→2級FP技能検定2級→AFP(2年更新)→CFP(2年更新)
FP技能検定はFP協会とは違う「一般社団法人 金融財政事情研究会(http://www.kinzai.or.jp)」が主催の資格です。
協会の会員である必要はないため、簿記試験などのように合格すれば資格として持っていられるものです。履歴書にも3級から記載できます。
試験日程も5月・9月・1月と多く、受験料も1万円以下と敷居が低いです。
FP資格の更新は?
俗にFP、ファイナンシャル・プランナーと呼ばれて働いている人のほとんどは「CFP」の資格を持っています。この資格は「日本FP協会(https://www.jafp.or.jp/)」の認定する資格でFP資格で一番難しいものです。
日本FP協会の認定資格にはAFPと上位資格のCFPがあり、この2つの資格は協会に年会費を支払い、2年ごとに単位をとって更新する必要があります。
AFPの場合、更新に必要な単位は15単位とそれほど負担になる量ではありませんが、更新のための講習を受けるのに数千円かかります。
また、毎年必須の年会費が12,000円かかってきます。
2年更新があり、最新の情報を知っていることの証明としてとる資格ですので、金融業界未経験で現在は主婦をしている場合はあまりメリットのない資格かもしれません。
AFPは金融関係の会社に勤務する方(予定も含む)、もしくはコンサルタントや講師として仕事をする方向けの資格といえそうです。
FPは主婦の再就職に役立つの?
FPの資格は金融の専門的な知識に関するものなので、就職という観点でいうと他業界を目指す方にはあまりメリットはありません。
受かったからといってキャリアとして評価される資格ではないので、自分の職歴やスキルに合っているかを見極める必要があります。
ただ教養としてFP技能検定3級くらいの知識があると、税金や相続の知識も増え、家計を守る主婦としては何かと安心かなと思います。
また、FP技能検定2級であれば、生命保険会社・郵便局や市の臨時職員などへの復職を狙っている人にはおすすめの資格といえるでしょう。前職から年数が開いて再就職する場合は、取得年を書いてアピールすれば有効かもしれません。
主婦の方で再度働く場合、もっとも人気なのは派遣スタッフとして働くことですね。
まとめ
FP資格は3級ならばテキストと問題集を買うだけでも合格できる難易度で、合格率も7割程度(※)です。気軽にチャレンジできそうですね。
FP資格をとろうか考えているママは、お金に関する堅苦しい決まり事や統計などにあまり抵抗が無い人かと思います。もし自分にはあってないなと思った方は、MOSのEXCEL資格などもおすすめですよ。
※参照:https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/
また、何の資格を取得するのがよいのか明確に決まっていない場合は、ユーキャンの「心理学でわかるぴったり講座診断」などで自分にあう講座を絞ってみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに私は、好きなことに集中するタイプということで、行政書士や宅建がおすすめと出ました!!