帰省の反対語って何というのでしょうか?毎年お盆で帰省する度に、帰省の反対語・対義語を調べてしまいます。
「帰省から帰る」「帰省から戻る」ではわかりにくいですから、一言で伝える言葉があったら、知りたいですよね。
帰省や里帰りから自宅へ戻ることを端的に表す言葉があれば、便利ですよね。
帰省の反対語ってなんていうの?
帰郷の反対語として「離郷」という言葉があります。帰省=「帰郷」と考えると、妥当な言葉だと思います。
離郷の意味は、郷里を離れることです。
読んで字のごとくですね。
でも、「離郷」と言う言葉を日常的に聞いたことがある人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
ニュースなどでも、帰省した人たちが自宅へ一斉に戻ることを「Uターンラッシュ」などと言いますよね。離郷ラッシュとは言いません。
離郷という言葉自体が世の中に浸透していないため、あまり使われないのだと思われます。
里帰りの対義語は?
帰省と似た言葉で「里帰り」と言う言葉がありますね。
里帰りの対義語は何と言うのでしょうか。
辞書を調べても、里帰りの対義語は載っていませんでした。
正確には、里帰りの対義語はない、というのが答えかもしれません。どんな言葉にも対義語があるわけではないですからね。
もし、「里帰り」の意味から考えてみたら、どんな言葉が当てはまるか考えてみましょう。
里帰りの類語は「帰省」や「帰郷」なので、対義語となるのは「離郷」かもしれませんね。
ですが、離郷は馴染みのない言葉なので、日常会話で使っても恐らく相手に伝わらないでしょう。
帰省ラッシュの反対は?
では、帰省ラッシュの反対は何というのでしょうか。
答えは「Uターンラッシュ」です。
Uターンラッシュは、帰省した人が本来住んでいる場所に戻るために生じる混雑のことを言います。
帰省ラッシュの復路がUターンラッシュなんですね。
行って戻ってくる人の動きがアルファベットのUの字に似ているため、Uターンという言葉が使われるようになったそうです。
来たほうに引き返すのがUターンですね。
まとめ
帰省から戻ることを「Uターンする」とか「Uターンしてきた」と言う人はあまりいないですね。
言葉はいきものですから、多くの人が使うようになって浸透していけば辞書に載る日がやってきます。
離郷は聞きなれない言葉ですが、帰省の反対語をインターネットで調べている人は思いのほか大勢いるようです。
そうした人たちが離郷と言う言葉を使い始めたら、もしかするとだんだんと一般化していくかもしれませんが、今のところはまだまだですね。