七五三の着物を借りたとき、お礼やクリーニングはどうすればいいか心配になりますよね。
着物は鉛筆を貸し借りするのとは訳が違います。
対応をあやまると非常識な人と思われてしまうこともありますので、慎重な対応をこころがけましょう。
この記事では、七五三の着物のお礼やクリーニングの仕方についてお伝えします。
七五三の着物を借りたお礼はどうすればいい?
七五三の着物を借りた時の、一般的なお礼の仕方を説明します。
結論を言うと、クリーニング代1万円と簡単な菓子折りをお渡しする人が多いです。
クリーニング代は1万円では足りないこともありますが、相手の方も商売であなたに貸したわけではないので、金額は1万円程度をお渡しするのが一般的です。
菓子折りは3000円くらいでしょうか。
クリーニングをして返さなくていいの?と思うかもしれませんが、着物クリーニングはとても繊細な問題なので、借りた人が勝手にクリーニングに出すことはやめておきましょう。
どういうことか説明しますね。
七五三の着物を借りたらクリーニングしてはいけない?
友人や知人から着物を借りた場合は、クリーニングに出すかどうかは持ち主が決めることなので、あなたの判断でクリーニングに出すのはNGになります。
持ち主の方でひいきにしているクリーニング屋さんがあるかもしれませんし、どこの誰かわからない業者に出されることを嫌がられる場合もあります。
そのくらい、着物を洗いに出すというのは大ごとなんです。
クリーニングすると着物が傷んだり、業者さんによって扱いが違ったりします。
ですから着物好きな方は、自分の信頼しているところへ納得してお願いしたいものなんです。
自分で手入れする、という人もいます。人には触らせたくないのです。
相手の方が、どのくらい思い入れがあるかにもよるんですけどね。
大切にされている着物でしたら、勝手なことをしたと思われてしまうことがあるので気を付けてください。
人によっては、どうせタンスの肥やしになるだけだし、使ってもらったほうがいいと考えている人もいます。
どこでクリーニングに出してもらってもかまわないと思っている人もいるでしょう。
考え方は人ぞれぞれなので、お借りするときにクリーニングのことも確認しておくといいですね。
クリーニングせずに返してくださいと言われたら、クリーニング代をお包みするのがスマートです。
着物を借りたお礼って高すぎない?
節約のために、友人や知人から七五三の着物を借りた人もいることと思います。
お金をかけたくないから借りたのに、お礼で1万円とお菓子代までかかるんじゃ、意味がないと思うかもしれませんね。
実はその通りで、知人から着物を借りると汚さないように気を遣ったりお礼を用意したりと、面倒だしお金もかかるのです。
今後もお付き合いが続いていくのだから失礼のないようにしないといけないし、そう考えると気が重くなりませんか。
それならレンタル屋さんで借りたほうが、気持ちも楽だしクリーニング代も込みなので、こっちの方がお金がかからなかったりするんですよ。
あるいは、フリマアプリやオークションで安く譲ってもらうという手もあります。
一度しか着なくて汚してもいないのなら、使用後はそのまま自分も誰かに譲ればいいですよね。
知人や友人から着物を借りるのは一番面倒だと思います。
どうしてもこれじゃなくてはダメ、という理由でもない限りは、レンタルが一番手間のかからない方法です。
中古でも購入すると、やはりお手入れや保管に気を遣うことになるからです。
すでに借りたお着物のクリーニングについては、持ち主の方にお伺いを立てましょう。
レンタルの方が安かったと思ったとしても、お礼はきちんとするようにしましょう。
まとめ
七五三の着物を借りたお礼についてお伝えしました。
貸してくれた方は、着物を着てもらえたことに喜んでいると思います。
誰にも着られることなく、ただただ保管しているのもつまらないしさみしいものなのです。
お礼と一緒にお子さんが着ているところの写真もお見せしたら、きっと喜んでもらえると思いますよ。