春が近づいてくるとひな祭りの季節ですね。
女の子がいるとわくわくする反面、料理をどうしたらいいか迷うこともあります。
親戚が集まるなんてことになったら・・・さぁ大変です!
そんなときにささっとできるメニューなんてあるのでしょうか?
ひな祭りのメニューが簡単に作れる?
ひな祭りといえば、やっぱりちらし寿司ですよね。
定番のメニューは安心感もありますし、まずは押さえておきたいところです。
定番のちらし寿司といえど、侮ってはいけません。
例えば、牛乳パックで型抜きをしてアレンジして作るだけでもお洒落に見えたりしますよ!
ちょっと余裕があって、お子さんが小さいなら、キャラクターのちらし寿司にしたり、
年配の方がいらっしゃる場合には一口サイズにしてあげても喜ばれます。
毎年のことなので、気負いすぎて来年から面倒になっては意味がありません。
あんまり特別な物を頑張って作るより、できるものをつくりましょう。
はまぐりのお吸い物も定番ですが、あまりにもはまぐりが高いときには、主婦目線であさりのお味噌汁とか酒蒸しにしてもいいと思います。
そこに菜の花のひと品、からし和えでもごま和えでもいいので作っておけば一気に春っぽくなります。
それから、唐揚げやエビフライなどのお子さんが好きなものと、焼き魚やお刺身などの年輩の方が食べられるものを用意します。
この揚げ物を家でするのが面倒な方は、お店に注文してもいいと思います。
そして忘れてはいけないのがケーキですよね!
買ってくるのもいいですが、作ってみるのはどうですか?
- ホットケーキの素を用意して、箱のレシピに書いてある通りに生地を作ります。
- それを炊飯器に入れ、炊飯スイッチを入れるだけです。
- あとは待つだけで、蒸しケーキのようなものができあがります。
- 十分冷まして、生クリームや果物やひな祭りらしいデコレーションをします。
お子さんと一緒にやると楽しいですよ!
結構大きいのができて、見栄えもしますからオススメです。
炊飯器によっては、中まで加熱されていないかもしれませんので、竹串などで確認してくださいね。
ひな祭りのメニューで1歳の場合は?
大人やある程度大きな子どもは、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物でもいいですが、1歳の子供には無理ですよね。
1歳のお子さんでも食べられるひな祭りのメニューもあるとうれしいですよね。
最初のポイントとしてワンプレートになっていると、小さいお子さんでも食べやすいですし、豪華に見えます。
ごはんはあらかじめ食べやすい大きさにしておくといいですよ。
1歳も過ぎると、女の子はだんだんとかわいいものが好きになってきます。
じゃがいもを使って、かわいいウサギなどの動物や桃の形を作ってみませんか?
もちろん型抜きでも構いません。
人参や大根もお花の形にして、薄味で味をつけて軟らかく煮て、プレートにのせれば、きっとお子さんは喜んでくれます。
離乳食用のちらし寿司を作る場合は、軟らかいごはんに酢と砂糖を合わせたものを少量入れて、細かく刻んだきゅうりやハムや卵を混ぜるのがおすすめです。
1歳のお子さんに市販のケーキを食べさせることに抵抗があるママさんは多いです。
離乳食がほぼ完了しているなら、パンケーキを利用してヨーグルトやイチゴを盛り付けてミニケーキを作ってもいいですね。
ひな祭りの食べ物の意味とは?
知っての通り、ひな祭りというのは毎年3月3日に女の子の健やかな成長を祈る行事です。
食材には春の旬のものが使われて、料理や色に縁起のいい意味が込められています。
ちらし寿司そのものに言われはありません。
実はちらし寿司は使われている具材に意味があるんですよ!
例えば
- 海老は腰が曲がるまで長生きしますように
- れんこんは将来の見通しがいい
- 豆なら健康でまめに働いてまめに生きる
などです。
あと寿司という漢字には、「ことぶき」を「つかさどる」という意味があります。
これは縁起がいいもので、お祝いの席で食べるものという意味を持っています。
はまぐりのお吸い物の場合、はまぐりは二枚対になっている貝殻でなければピタリと合いません。
このことから仲の良い夫婦を表していて、一生一人の人と連れ添うようにという親の願いが込められているんですよ。
最後に菱餅です。
菱餅に使われている3つの色には諸説ありますが、それぞれに意味があります。
主なものをまとめると、
- 緑は長寿や健康や草萌える大地
- 白は清浄や純白の雪
- ピンクは魔除けや桃の花
といった意味のようです。
3色合わせての意味合いは、春近い季節に雪の下には緑の草が息づき始めて、解けかかった雪の残る大地に桃の花が芽吹くというものです。
緑色の餅にはよもぎで、白色にはひしの実、ピンクの餅の色づけにはくちなしが利用されます。
それぞれよもぎには増血作用、ひしの実には血圧を下げる効果、くちなしには解毒作用があると言われています。
菱餅には愛する娘の健康を願う親心が込められているのでしょうね。
まとめ
大人も子どもも楽しめるひな祭りになるといいですね!
気合いが入るのもわかりますが、抜けるところの力は抜いてママも楽しみましょう。
買ってくるのが大変なら、上手くパパに頼んでもいいと思いますよ。