昔からある風習の1つで1年の区切りとされているのが節分だと知っていましたか?
結構大切にされている風習で、子どもの頃は豆まきをしたり恵方巻きを食べた記憶がありますよね。
しかし、成長して社会人になると、そういうことも家族でしなくなってきます。
今度節分をするのは、結婚して子どもが産まれたときではないでしょうか?
子どもに聞かれたときに上手に説明できるママってステキですよね。
節分飾りにはどんな意味があるの?
ここでは、子どもに節分について聞かれたら答えられるように、節分の由来と飾りの意味について紹介します。
日本には春・夏・秋・冬と4つの季節があり、立春・立夏・立秋・立冬が季節の始まりとされています。
その季節の始まりの前日が節分と呼ばれ、年に4回あるのですが、立春が1年の始まりなので2月3日が一番目立って今に残っています。
名前の由来は、季節を分けるというところから、節分と呼ばれるようになったと言われています。
では、節分の飾りにも意味があるのでしょうか?
地方によって異なる場合もありますが、昔は葉のついた柊(ひいらぎ)の枝に焼いたイワシを頭に刺して玄関先に飾るのが一般的だったようです。
呼び方は一般的には柊鰯(ひらぎいわし)とされています。
この柊鰯が玄関に飾る意味は「魔除け」です。
魔=鬼で、鬼は臭い物や尖った物を嫌っていたため、魔除け効果があるとして玄関に飾り、鬼の侵入を防いだそうです。
節分の飾りはいつから飾ったらよいの?
節分の柊鰯の飾りの意味がわかったところで、早速飾ってみようと思います。
さて、いつからかいつまで飾ったら良いでしょうか?
実際には飾る期間は地方によって違い、いつからいつまでとした正式な日程はないのです。
その中でも多いのを紹介します。
- 節分の日のみ
- 1月16日~節分の日まで
- 節分の日~2月いっぱいまで
代表的なのは、節分の日のみでした。
私の子どもの頃も、節分の日に飾り、次の日に白紙に包んで塩をかけて処分していました。
節分の時期になると、私の地方ではスーパーなどで白紙入りのセットが売られていましたよ。
節分の飾りって折り紙で作れる?
上記では昔飾っていた本物の柊鰯ですが、最近では見ることもなくなりました。
マンションも多くなり、実際に飾ることができる環境ではなくなったからだと思います。
私も豆まきをしたり、恵方巻きを食べても、柊鰯を玄関に飾ったことはなかったです。
しかし、子どもが産まれ、幼稚園に行くようになり、「折り紙」で作った柊鰯を玄関に飾ったことがありました。
子どもに節分の由来や風習を教えるためは、折り紙で作った柊鰯でも十分だと私は思います。
作り方を紹介しますね。
【材料】
- 折り紙 1枚
- 緑の折り紙 3枚
- 竹串 1本
【作り方】
- イワシ
1. グレーの折り紙を三角に折り、角を上に折り四角にします。
2. 折った方を上にしたまま1つだけ残して、真ん中の切れ目に合わせ、三角に折ります。(三角屋根の家のような形になります)
3. ひっくり返して三角に折ってない部分にペンで目を書き、エラも書いたら、イワシの頭のでき上がりです。
- 柊
1. 緑の折り紙を三角に折り広げます。
2. 真ん中に折り目が付いているので、それを目印にし上と下に三角を折り、三角の上からもう一度折って、細長い形にします。
3. 真ん中で斜め折りにしL字型にし、裏の部分も折り、でき上がりです。
最後に、竹串にイワシの頭を付け、柊の葉っぱを付けたら完成です!
簡単なので、お子さんと一緒に作ってみてくださいね。
まとめ
昔からある日本の風習は、できることなら続けていきたいですね。
節分は親が鬼になり子どもが大喜びで豆をぶつけて、一緒に大笑いできる行事です。
柊鰯を飾る家庭は少なくなりましたが、その意味は子どもに伝えていきたいものです。