冬になると乾燥が気になり出しますね。
私たちが快適と感じる湿度はだいたい40%から60%と言われています。
しかし、冬場は40%以下になってしまうので、肌や喉がカサカサした感じがしてきます。
特に暖房をつけたオフィスは乾燥しまくって、肌がパリパリになってしまい、困りものですよね。
せめて、加湿をしたいと考えている方も大勢いるのではないでしょうか?
今回は、卓上加湿器の効果について調べてみました!
卓上加湿器のオフィスでの効果は?
女性にとっては乾燥は大敵ですよね。
オフィスの中は大変乾燥しているのでなんとか加湿をしたいものです。
そこで考えられるのが、パソコンのUSBなどにつないで設置する卓上加湿器や、デスクまわりに置ける小型の卓上加湿器(パーソナル加湿器)なのですが、効果は果たしてあるのでしょうか?気になるところですね。
加湿という観点から考えてみましょう。
加湿とは、
です。
つまり、部屋全体を潤おすことです。
卓上加湿器をピンポイントでそこに水蒸気を発生させたとしても、空気中に拡散して気化してしまいます。
部屋が広ければ湿度は上がらないということになります。
つまり、自分のデスクの周りに加湿器をつけても、その部分だけ加湿をするというのは物理的に難しいということになりますね。
もし、本当に加湿をしたいのならば、部屋のサイズに合った加湿器でないと残念ながら加湿の効果は期待できないということなのです。
卓上加湿器は気化式がいい?
やはり乾燥は気になるので、卓上加湿器を検討したいという場合、設置の仕方や一工夫で少しはいい状態になります。
まず、加湿器のタイプを見てみましょう。
加湿器には大きく分けて4タイプのものがあります。
- スチーム式
加湿のパワーが高いのはスチーム式で、強制的に沸騰した湯気で加湿をします。
ただ、加湿し続けるため、カビの原因となったり、コスト面でも電気代が高くなりがちです。 - 超音波式
水を超音波の振動によって細かく破砕して、ファンによって吹き出すという、霧吹きのようなものです。音も静かでランニングコストもかからないのがメリットですが、汚れた水でも霧状にして吹き出してしまい、不衛生な部分があるのがデメリットです。
- 気化式
本体内のフィルターに水を湿らせて、そこの室内の乾いた空気をファンで送風するしくみです。加湿した空気を吐き出すだけというシンプルなしくみで、部屋の湿度が低いと多く拡散し、高ければ拡散しないので、常に50%前後の湿度を保てます。
コスパ面でも電気代はごくわずかで経済的です。 - ハイブリット式
スチーム式と気化式の両方を兼ね備えたものです。
このように比較してみると、
気化式の加湿器が湿度を一定に保ってくれて、コスパもいいようなのでオススメですね。
しかし、現在店頭で販売している気化式のものは数が少なく、あったとしてもコンパクトな商品がないようです。
一時期、流行ったボネコも店頭販売しているところはあまりなく、通販でわずかに販売しているのが現状のようです。
実際、デロンギのHPからも気化式加湿器の付属品しか扱いがない状態となっています。
他メーカーでも、卓上用ではなく本体自体が大きいので、難しいかもしれません。
気化式の卓上加湿器については、なかなかおすすめするものがなかったのですが、電気代がかからないエコな気化式の卓上加湿器があったので、お伝えしておきます。どうでしょうか?
https://item.rakuten.co.jp/importshopaqua/mistygarden/
これなら、自然に空気も加湿され、電気代もかからず、エコで非常に良いかと思います。口コミも非常にいいです!
もし、こういうエコな感じな加湿器は嫌だ!でも、デスクの脇などに置くスペースがあるということであれば、オススメはスチーム式、またはハイブリット式の加湿器です。
そして、加湿器を置く場所は、足元よりも高い位置に設置するのがよいようです。
湿気は空気より重たいため下へ向かっていくためです。
卓上加湿器はパソコンに影響あり?
気になるパソコンへの加湿器の影響ですが、パソコン本体に向かって加湿器をつけて、本体内部に結露や水滴が垂れる状態になるのは、さすがにまずいのですが、そうでなければ、湿度80%くらいまでならさほど気にすることもないようです。
しかし、くれぐれも水をパソコン本体にこぼしてしまう危険性のある設置の仕方はやめましょう。
先程のエコの加湿器も、加湿自体では、パソコンへの影響はないですが、水を入れますので、こぼしてしまわないように注意は必要ですね!
まとめ
卓上加湿器は、加湿をするという意味では万能ではないにせよ、ちょっとは湿気が上がるので、完全にNGというわけではありません。
商品自体を否定しているわけではなく、過剰に期待はしない方がいいということです。
加湿器以外の方法でも、
- タオルを湿らせてデスクに置いておく
- 保湿の高い化粧水を常備しておく
といった方法も有効です。
また、利尿作用のあるコーヒーや緑茶ではなく、常温のお水を飲むことで肌の水分の状態を保ってくれます。
いろんな方法を試して、ぜひこの冬の乾燥を乗り切ってくださいね。