卒業式では我が子の成長した姿に思わず涙される親御さんも多いことでしょう。
そんなお子さんの晴れ舞台の日には、親御さんも当然その場にふさわしい恰好をして、式に参加しなくてはなりません。
フォーマルを着用するのはもちろんのことですが、フォーマルに適したコサージュの用意はできていますか?
まだという方は、いざ用意する際に焦らなくて済むように、ここではコサージュのマナーや付け方などについて紹介していきたいと思います。
フォーマルのコサージュのマナーは?
意外と知らなかったという人も多いのがコサージュのマナーです。
「胸元になんとなくお花がついていればいいんじゃないの?」
と思っている方、もしかしたら周りから浮いてしまうかもしれませんよ。
卒業式など厳粛な場で身に着けるコサージュにはいくつかポイントがあります。
- 卒業式が行われる時期に合わせたコサージュを選ばなくてはいけません。
一般的に卒業式は2月の下旬頃から3月の中旬頃の間に行われることが多いですよね。
その時期に合うコサージュは、色味では春を連想させるようなピンクやオフホワイトです。
ワインレッドや紫などあまりに濃い色や明るいオレンジなどは品がなく見えるので控えた方がよいでしょう。 - コサージュは生花やプリザーブドフラワーのものと布製のものがあります。
生花のコサージュの方が布製のコサージュに比べてフォーマル度が高いです。
生花のコサージュは、事前に花屋さんで予約しておけば、卒業式当日に受け取ることができます。 - 布製のコサージュについては、その素材に気をつけましょう。
綿素材のものは卒業式などのフォーマルな場には適しません。
シフォンやシルク、レース製のものを選ぶようにしましょう。
フォーマルのコサージュの位置はどこにつけるのがいいの?
「コサージュをつける位置って、右?左?」
迷うところですよね。
実は、コサージュをつける位置に決まりはありません。
右でも左でも好きな方につけるとよいですが、一般的には左に付ける方が多いようです。
鎖骨の辺りに付けることで、スタイルアップ効果も狙えるのでおすすめです。
フォーマルのコサージュの付け方って?
「コサージュをつけてみたものの、コサージュが下を向いて見栄えが悪い」
なんてことにならないように、きれいに見える方法を紹介します。
ポイントは、コサージュをつける際に多めに生地をはさみこむことです。
こうすることにより、ピンと洋服の隙間を少なくすることができるので、コサージュのぐらつきを防ぐことができます。
つけた後、コサージュを少し上向きにすると、ばっちり華やかに見えます。
また、コサージュのぐらつきを抑えながらピンで洋服が傷むのも防ぐためには、洋服の裏にあて布をしてみるのもよいでしょう。
まとめ
フォーマルな場ではマナーをわきまえることが重要です。
特に卒業式などの厳粛な場では、お子さんが恥をかくことがないように、フォーマルに適した恰好で参加するようにしましょうね。