2月になると、節分の豆まきが各地で行われますね。
テレビでは大きな神社でたくさんの人を集めて豆まきのようすが放送されているのを見かけます。
昔からある行事は、子どもたちにも語り伝えていきたいですよね。
でも、家庭でする場合は、大きな神社に比べていろいろな都合から思いっきり豆はまけません。
豆まき用の大豆も思ったより量が多いですね。
余らせた豆はそのまま食べてもいいですが、簡単な方法で料理に使えたらと思いませんか?
節分の豆まきの由来や手軽に節分の豆まきが楽しめる方法をご紹介しますね。
節分の豆まきの由来は?どうしてするの?
季節の始まる立春、立夏、立秋、立冬の前日が「節分」です。
昔は立春から1年が始まっていました。
つまり、立春前の節分は今でいう大みそかに当たり大切な日だったのです。
新しい年や季節の変わり目になると、鬼がやってくると言われていました。
災害や病気など恐ろしい出来事は、鬼の仕業だと考えられていたので、新年に福を呼び、邪気を払うためにさまざまな行事を行うようになりました。
大豆は神様の力が宿った豆なので、鬼退治に使われるようになったそうです。
節分に豆をまくのはこのような由来からなんですね。
節分の豆まきアパート住まいですがまいて大丈夫?
- 福を呼ぶ節分の豆まきを家庭でもやってみたい
- お子さんにも体験させたい
と思われている方も多いのではないでしょうか?
ただ考えてみると、例えばアパートなど限られたスペースから外に向かって豆をまくとどうなるでしょう?
周りに何もないところなら、そのままにしておいても平気ですが、住宅が密集しているところでは、まいた豆をそのままにしておくと迷惑にもなります。
アパートなどの集合住宅では、ベランダに収まる程度の投げ方をするのがよいかもしれません。
まく豆も大豆だけではなく、落花生をまくところもあるようです。
小袋に入った大豆を袋ごと投げるのもアイディアですね。
思いっきり投げることはできませんが、雰囲気だけでも味わうことはできるでしょう。
節分の豆まき食べるときは?
豆まきをして、年の数だけ食べ終わりました・・・。
でも、豆が残ってしまったご家庭も多いのではないでしょうか。
もともと煎り豆なので、そのまま食べてもおいしいですが、小さなお子さんには少し食べにくいかもしれません。
そんな時はお米と一緒に炊き込んで、香ばしい豆ごはんにしてみましょう。
いつもごはんを炊くときの水の量で、適量の豆を入れます。
味付け(酒、塩、醤油など)はお好みで、炊き上がったら、ちりめんじゃこを混ぜ込んで、少し蒸らすとおいしいです。
大豆をミキサーでひいて自家製のきなこにするのもいいですね。
ヨーグルトにかけたり、焼いたお餅にまぶしたり、いろいろ使えます。
神様の力が宿ったお豆を食卓にも取り入れて、家族で無病息災を祈願してみてはいかがでしょうか。
まとめ
昔から伝わるさまざまな行事は災いを避け、毎日を無事に過ごせることを願う意味が込められているように思えます。
家族の幸せを願って、「節分の豆まき」を楽しんでみてはいかかでしょうか?
春がそこまでやってきていますよ。
さあ、あなたも「鬼は外!福は内!」