七月七日は七夕です。
子どものころは幼稚園や学校で、色紙で飾りを作ったり、短冊に願いを書いて、笹に飾る行事が楽しみでしたよね。
そんな懐かしい思い出が自分自身にもあるから、せっかく頑張って子どもたちが書いたり作ったりした七夕飾りをどうやって処分したらいいか、悩んでしまいますね。
七夕飾り・短冊の処分方法は?
七夕の短冊にはお願い事を書きますが、もともとは、
- 裁縫が上達するように
- 文字がきれいに書けるように
といった自身のスキルアップを願って書いたものなのだそうです。
今では広い意味での願い事を書きますので、それぞれに個性豊かで見るだけでも楽しいですね。
そんな子どもたちの願いが叶うように、七夕飾りはどうやって処分するべきなのでしょうか。
まだそれほど環境問題がうるさく言われていなかったころは、川や海に流していたそうです。
これは「七夕送り」と言われる行事ですが、現在ではゴミを川や海に流すことになるので、できない地域がほとんどだと思います。
しかしながら、地域によっては、七夕イベントで川に流せるところもあります。
私の友人がイベントに参加して流したのですが、結局下流で自治体の方が回収してくださっていたようです。
また、燃やすという方法もあります。
煙になって天に届いてもらうわけですね。
こちらも、ご近所さんの手前、堂々と燃やすわけにはいきませんよね。
私の住む田舎でも、「庭で落ち葉を燃やしたら119番通報された」と聞いたことがあります。
紙の飾りだけを少量、こっそりお庭で燃やすくらいならどうにかできるかもしれません。
神社の中には「炊き上げ」をしてくれるところもあります。
願い事を書いた絵馬と同じ扱いですね。
近くの神社に一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
七夕飾りの捨て方は?
家庭のゴミとしての捨て方としては、白い紙に包むという捨て方があります。
神聖なお飾りのお役目が終わったことに感謝を込めて白い紙に包むと、丁寧な気持ちになり、スッキリしますね。
くしゃくしゃ、ぽい!とゴミ箱に捨ててしまうのは、どうも心苦しい、という気持ちはよくわかります。
いっそのこと、保管しておいてはいかがでしょう。
願い事の短冊を一枚、日付を書いてアルバムに収めておけば、子どもたちが大きくなったときにきっといい思い出になると思いますよ。
子どもの願い事は、本当に見ていてほほえましいものばかりですものね。
また、写真に撮っておくというのも一つの方法ですよ。
七夕飾りはいつまで飾る?
七夕の歌の歌詞のように、七月七日の夜に軒下でお星様に見ていただきます。
そして、その日のうちに片づけるのがよいそうです。
七日に片づけないと、「せっかくの願い事が叶わない」なんていう言い伝えもあるらしいです。
- 飾り付けは前日(6日)
- 片づけは七夕の夜(7日)
- 処分は翌朝(8日)
というスケジュールになりますね。
せっかく一生懸命作って飾った七夕飾りを、たったの2日しか飾っておけないのは残念ですね。
でも、笹はすぐにカラカラになってしまいますから、「しょうがない」と割り切って潔く処分しましょう。
きれいな七夕飾りは写真に収めておくことを忘れずに。
まとめ
子どものころは季節や地域のいろいろな行事を楽しみにしていたものですが、大人になると忙しさでなかなか参加することもなくなってしまいました。
そもそもそんなイベント自体も少なくなってきたように思います。
子どもがいることで、一緒に季節ごとの行事やお祭りなどに参加でき、楽しかった子どものころを追体験できてよかったなぁと思えることがたくさんあります。
七夕も手軽にできる季節の行事のひとつですよね。
折り紙を使って飾りを作り、五色の短冊に願い事を書いて、お子さんと一緒に楽しんでくださいね。