近頃ちょくちょく「リビング学習」という言葉を耳にしますね。
子供部屋ではなく親の目の届くリビングで宿題や勉強をさせるスタイルのことです。
リビングで勉強した方がいいなんて、ママ・パパの子供時代には誰も言っていませんでした。
リビングに勉強用の机を置きたいとなったときに、どのくらいの大きさの机を用意したらいいかなんてよくわかりません。
しかも、安い買い物ではないのでとっても悩みます。
そこで今回は、学習に必要な机のサイズがどのくらいか調べてみました。
学習机のサイズ・奥行は?寸法は?
リビングに置けるサイズを前提としてスペースに納まるように机を買っても、勉強するのに不向きだったら本末転倒です。
まず一般的な学習机のサイズを調べてみました。
・カリモクのボナシェルタ※:45または65cm
・カリモクのコーディ:61.8cm
・オカムラのノベル:56.6cm(拡張すると67.3cm)
・イトーキのトレフ・リーモ・カモミール:52または65cm
・コイズミのアルフ・ビーノ:55cm
※このうち、カリモクのボナシェルタの45cm机は奥に本棚(30cm程度)を連結して使うことが想定されています。
おおよそですが、学習机の奥行は50cmから65cmくらいが主流のようです。
学習机の小さめはどこまで大丈夫?
とはいっても、リビングに大きな学習机を置くとかなり存在感がでてきて困るものです。
上置きや棚などのないシンプルなワーキングデスクのようなもののほうが、リビングの景観を損ねず、多目的に使えそうですね。
シンプルな机というと学校の机もそうですが、学校の机はどのくらいのサイズなのでしょうか。
学校の机は幅65cm×奥行45cmくらいが標準的なようです。
また、学習塾(小・中学生)をやっている親戚に聞いたところ、塾の机の奥行も45cmだそうです。
ただ、「家庭学習では45cmだと少し狭いと思うよ」とのことでした。
特に中学生のサブ教材のワークは割とサイズが大きいので、いろいろ見ながら勉強していると狭くなってしまうらしいです。
学習机でパソコンを使うなら?
机にパソコンを置きつつ勉強するようなスタイルになるとしたら、どうでしょう。
デスクトップパソコン+キーボードを置く場合は、オフィスデスクの標準サイズ幅120cm×奥行70cmくらいないと、かなり使いづらいと思います。
とはいっても、リビングに奥行70cmはちょっと現実的なサイズではないので、こういったラックを使って奥行50cm~60cmくらいでなんとかするのがおすすめです。
- モニター台・キーボード収納
ノートPCなら(後ろには何も置けませんが)奥行45cmあれば作業できますよ。
横にマウスや書類を置くスペースが必要ならば、幅は学習机サイズ(幅90~110cmくらい)よりも少し長めのほうがいいかもしれません。
まとめ
学習机のサイズ感(奥行・大きさ)についてまとめてみました。
テレビ台は奥行45cmくらいが多いので並べるときは悩みますが、勉強に使うなら最低でも50cmは奥行をもたせられるといいかなと個人的には思いました。
深めの机を置けない場合は、横幅を広めにとるなどして工夫したいですね。