山形県置賜地方では、「置賜さくら回廊」という桜の観光ルートがあり、このルートにフラワー長井線という電車が平行して走っています。
私は4月下旬に、山形県置賜地方のいくつかある桜観光名所でお花見をしました。
数々ある名所のうち、南陽市にある「烏帽子山千本桜」と長井市にある「長井あやめ公園」、伊佐沢の久保桜を紹介します。
烏帽子山千本桜
この3ヶ所は距離が離れているので、車で移動しました。
まず最初の「烏帽子山千本桜」は、置賜さくら回廊の起点となる場所です。日本の桜名所100選にも選ばれています。
南陽市にある烏帽子山千本桜は、烏帽子山公園のあらゆる場所に桜が咲き誇っていました。
置賜近辺で烏帽子山千本桜は早く咲くらしく、他のところでは桜が満開なのにここでは葉桜になりかけていました。
しかし私がお花見した3ヶ所の中では、烏帽子山千本桜が一番賑わっていました。出店もたくさんありました。
ハチがたくさん飛んでいて、蜜を吸っていました。
ベンチがいくつかあったので、お弁当食べるのにちょうど良かったです。
また、明治36年に造られた日本一大きい石の鳥居があり、見上げるほど大きかったです。
公園の中をぐるっと1周まわりながらお花見をしました。
烏帽子山八幡宮参集殿の近くにあるシダレ桜が立派でした。
休日の昼に車で行ったため、駐車場が混んでいてなかなか入ることができませんでした。
長井あやめ公園
長井市にある「長井あやめ公園」は、名前の通り公園にたくさんのあやめが咲くのですが、梅や桜、ツツジや紅葉など四季折々の花も楽しむことができます。
烏帽子山千本桜よりは満開に咲いていて見頃でした。
また、公園内の川が、鯉がはっきりと見ることができるほど透き通っていて、感動しました。
周囲は東西南北どこ見ても山がそびえており、大自然の中でお花見が楽しめました。
駐車場は広く、車を停める場所がたくさんあって助かりました。
伊佐沢の久保桜
伊佐沢の久保桜は、高さ13m、樹齢約1200年のエドヒガンザクラという大きな木があります。
大正13年に国の天然記念物に指定されているほどなので、とても立派でした。
木が大きくなりすぎてしまったのか、何本も他の木で支えていました。
周りには屋台があり、山形名物の玉こんにゃくなどが販売されていました。
また、馬肉ラーメンバーガーが販売されていたので、他では絶対食べることできないと思って買いました。
長井市は馬肉が有名らしく、おいしかったです。
ベンチで食べている途中に風が強く吹き、桜の花びらが綺麗に散っているのを見ることができました。
また、夜にはライトアップが実施されていました。
周りは自然豊かで、のどかなところでした。
まとめ
置賜さくら回廊は桜の古木が多く、ソメイヨシノなどとはまた違った趣があります。
たくさんの銘木があるので見どころもいっぱいですが、今回は私が訪れた3か所に絞ってご紹介しました。